パート薬剤師と正社員薬剤師の人間関係

パート薬剤師にとって難しいのが、正社員との人間関係です。薬局や病院のような、狭い空間で人間関係に問題があると、出勤するのが憂鬱になります。
一番ストレスが溜まるのは、上司が気分屋というケースでしょう。その日の気分によって、同じことをやっても怒られたり怒られなかったり、質問してもろくに答えてもらえなかったりすると、何をするにもビクビクしてしまいます。また、家族経営の薬局に1人パートで入った場合なども、ほかのスタッフのミスを指摘しづらいなどというやりにくさがあります。
薬剤師の職場の中にも、ブラック企業は少なくありません。特に小規模の薬局では、社長の気に入らないことを発言しただけで、その日にクビになったり、シフトを極端に減らされて、自己都合で退職するように追いつめたりという例もあります。
薬剤師不足は特に都市部では解消されつつありますが、経験者であればそれなりに就職口はあるものです。あまりにひどい人間関係に悩んでいる場合は、思い切って転職するのも一つの手です。
ただし、次に入った薬局の人間関係がいいとは限りません。わりと狭い業界なので、人脈を駆使して、職場の状況を把握して転職するのが理想的です。